今年も桜の季節を迎え、津軽三味線教室の講師として歩み始めてから2年が経とうとしています。津軽三味線を介して様々な方々と出会い、その中で経験しながら学ぶことも多々ありました。特にこの1年は、新たに習い始めた生徒さんへのレッスンを通じて、ゼロから教えることに緊張感を覚えつつも、自分が津軽三味線を始めた頃のワクワク感や新鮮さを思い出しました。
日頃のお稽古を通じて、生徒さんが楽しみながら上達していくためにどうすると良いかを考え、伝え方を工夫したり、基礎を改めて復習したり等、試行錯誤してきました。また、担当する生徒数が増え、津軽三味線に向き合う時間や機会も大幅に増えました。また、舞台上で会派の仲間と合奏する際の声掛け、伴奏、新たな曲の構想など、さまざまな機会にも恵まれました。
これまで師匠から学んできたことを温めながら、新しく挑戦する場面でもしっかりと自覚を持って自分の役割を果たしていけるよう、日頃の練習にも地道に丁寧に取り組み続けます。そして、自分自身が始めた頃の新鮮さや楽しさを忘れずに、教室や生徒さんと共に腕を磨きながら津軽三味線を長く続けて行けるよう、今後とも精進していきたいと思います。
現在の師匠に習う前の学生時代も含めた15年間に、津軽三味線を弾くきっかけや縁をもたらして下さった方々にも改めて感謝申し上げます。直接的な恩返しは難しいものの、かつてのことを思い出しながら、自分も津軽三味線に興味を持って下さった方々にこの楽器を実際に手に取り奏でるきっかけを提供していきたいと思います。
津軽三味線教室の講師を始めて2年
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